ごあいさつ
初めまして、株式会社日本森林クリエイト代表の今西秀光です。一度は、都会の大企業で働いていましたが、祖父が亡くなったのを機に、山に帰りました。祖父の代からの山守を継ぎ、父やベテランの山師さんに山の事、木の事、伐採や育林の技術を学び35年余り、今日も山に入っています。
そんな中、「父が急死したので、山林境界が分からなくなりました。」、「息子に山を案内したいが一向に山へ行ってくれず、相続後が心配。」など山林境界に関する相談が増えてきました。
何か良い方法がないかと考えて得意のIT技術と独学の測量技術を生かし、2005年頃、登山用のハンディGPSを購入し、初めて山林測量を開始、誤差が10m以上になることもありましたが、山のおおよその位置は、記録することが出来ました。翌年2006年には、高性能GPS(誤差1~3m)を購入本格的な山林測量を開始しました。(この頃、県内の森林組合等でもGPS測量は、導入されていませんでした。)その当時、京都大学の吉村哲彦教授にご指導を頂き、より正確なGPS測量を研究してきました。
2009年から「ハンディGPSを使った森林管理」というセミナーを幾度か開催し、多くの山林所有者の方に私の技術を教示しました。
GPS測量
2022年、GPS測量技術の飛躍的な発展と利用可能なGPS衛星(アメリカ、日本、中国、ロシアなど)が爆発的に増えたことで、スマートフォンでも20年前の高性能GPSを超えるほどのGPS性能を持つまでに至りました。(画像処理も10年前のパソコンを超えている。)
私どもは、15年以上の山林測量の実績と研究を基に、最新のGPS測量技術で山林境界をデジタル位置データとして記録し、今や1人に1台のスマートフォンで山林境界をいつでも、誰でも、簡単に、素早く確認できるシステム【スマホ山ナビ】を提供し、山林相続や山林管理でお困りの山林所有者様に貢献できるように日々研鑽しております。
2020年に購入しました高性能GPS(Geode)が、R4年度より奈良県の補助金申請の測量機器として承認されました。
これでコンパス測量よりも効率的に外周測量が出来るようになります。特に灌木の刈払いが不要になり効率が上がります。
《スマホ山ナビ=>詳しくはこちらから》
著書
「林業GPS徹底活用術」 の一部を執筆 (11人共著) 2009.11月 全国林業改良普及協会
ハンディGPSを中心とした林業への応用
資格
・測量士補
・林業技士(山林経営)
・森林評価士